2020年12月1日
新設住宅着工戸数、16ヵ月連続で減少
新設住宅着工戸数、16ヵ月連続で減少
国土交通省は30日、2020年10月の建築着工統計を発表した。
同月の新設住宅着工戸数は7万685戸(前年同月比8.3%減)と、16ヵ月連続で減少した。新設住宅着工床面積は573万5,000平方メートル(同10.2%減)で、15ヵ月連続の減少。季節調整済年率換算値は80万2,000戸(前月比1.6%減)と、3ヵ月連続の減少となった。
利用関係別では、持家が2万3,013戸(前年同月比6.1%減)と、15ヵ月連続の減少。貸家は2万6,043戸(同11.5%減)で、26ヵ月連続の減少。分譲住宅は2万706戸(同9.6%減)と、12ヵ月連続の減少となった。分譲住宅のうち、マンションは9,908戸(同0.9%減)、一戸建住宅は1万647戸(同16.3%減)。
三大都市圏別については、首都圏が総数2万3,410戸(同8.8%減)。内訳は、持家4,834戸(同2.4%減)、貸家1万103戸(同7.8%減)、分譲住宅8,311戸(同14.4%減)。中部圏は総数8,527戸(同8.5%減)。内訳は、持家3,467戸(同7.9%減)、貸家2,373戸(同22.4%減)、分譲住宅2,260戸(同8.5%減)。近畿圏は総数1万1,061戸(同2.2%減)。内訳は、持家2,995戸(同1.1%増)、貸家3,853戸(同3.2%増)、分譲住宅4,164戸(同8.7%減)。