column不動産コラム

2020年10月12日

新築小規模戸建て価格、首都圏は反転下落

新築小規模戸建て価格、首都圏は反転下落
 (株)東京カンテイは8日、2020年9月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積50~100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,340万円(前月比3.2%下落)と反転下落した。都県別では、東京都は5,028万円(同6.2%下落)と大きく反転下落。神奈川県は3,936万円(同0.5%上昇)、千葉県は3,690万円(同5.6%下落)、埼玉県は3,766万円(同1.2%上昇)。各都県とも7月の水準を下回る状況で、長期的には依然下落傾向が続いている。

 近畿圏は3,430万円(同横ばい)。大阪府は3,342万円(同1.5%上昇)と反転上昇した一方、兵庫県は3,807万円(同2.9%下落)と反転下落。京都府は3,406万円(同2.1%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇した。

 中部圏は3,772万円(同1.5%上昇)、愛知県は3,808万円(同1.1%上昇)と、いずれも反転上昇した。