column不動産コラム

2020年9月17日

首都圏の分譲マンション賃料、最高値を更新

首都圏の分譲マンション賃料、最高値を更新
 (株)東京カンテイは16日、2020年8月の三大都市圏・分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出している。

 首都圏の平均賃料は3,118円(前月比0.5%上昇)と小幅に上昇し、6月に記録した最高値を再び更新した。都県別でみると、東京都(3,698円、同0.5%上昇)と神奈川県(2,332円、同1.4%上昇)では2ヵ月ぶりのプラス。千葉県では習志野市や柏市に特定の物件バイアスが引き続き影響し、県平均は1,745円(同3.9%上昇)と大きく上昇。一方、埼玉県は主要な行政区で軒並み築浅事例が減少したことで、1,692円(同1.1%下落)と引き続き下落し、2月以来の1,700円割れとなった。

 近畿圏は1,986円(同0.7%上昇)と再び最高値を記録。大阪府は2,218円(同0.9%上昇)、兵庫県は1,730円(同1.3%上昇)だった。

 中部圏は1,744円(同0.6%低下)。愛知県は1,789円(同0.6%低下)であった。