column不動産コラム

2021年4月27日

首都圏新築戸建て、全エリアで登録価格上昇

首都圏新築戸建て、全エリアで登録価格上昇
 不動産情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社ネットワークにおける2021年3月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均登録価格は3,957万円(前月比0.6%上昇)。エリア別では、東京都は、23区が5,705万円(同1.0%上昇)、都下が4,113万円(同1.9%上昇)。神奈川県は、横浜市・川崎市が4,356万円(同0.8%上昇)、他が3,830万円(同0.8%上昇)。埼玉県は、さいたま市が3,851万円(同1.1%上昇)、他が3,247万円(同0.8%上昇)。千葉県は、西部が3,521万円(同0.5%上昇)と4ヵ月ぶりに上昇、他が2,857万円(同0.2%上昇)。
 首都圏全8エリアで2ヵ月連続の前年超えとなり、東京都と埼玉県は17年1月以降最高額を更新した。

 既存マンションの平均登録価格は3,247万円(同0.7%上昇)。エリア別では、東京都は、23区が4,286万円(同0.8%上昇)、都下は2,596万円(同0.3%上昇)。神奈川県は、横浜市・川崎市が2,910万円(同1.7%下落)と17年1月以降最低額を更新、他は2,363万円(同0.3%下落)。埼玉県は、さいたま市が2,673万円(同2.8%上昇)、他が2,122万円(同0.8%上昇)。千葉県は、西部が2,251万円(同1.0%上昇)と2ヵ月連続の上昇、他が1,658万円(同0.5%下落)。
 東京23区、埼玉県両エリアで過去最高額を更新した。