column不動産コラム

2020年12月8日

11月の新築戸建て、首都圏は全都県で下落

11月の新築戸建て、首都圏は全都県で下落
 (株)東京カンテイは7日、2020年11月の主要都市圏・都市別の新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅から所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,675万円(前月比2.2%下落)と、反転下落した。都県別では、東京都が4,404万円(同0.9%下落)、神奈川県が3,877万円(同2.3%下落)、千葉県は3,130万円(同2.9%下落)、埼玉県は3,316万円(同1.7%下落)と、全都県で下落した。分譲戸数も、前年同月比で約4割減少している。

 近畿圏は平均価格3,121万円(同1.6%下落)と、3ヵ月連続の下落。府県別では、大阪府が3,420万円(同1.9%下落)と4ヵ月連続の下落、兵庫県が3,113万円(同6.2%下落)と3ヵ月ぶりに上昇した。京都府は3,220万円(同4.6%下落)と、2ヵ月連続で下落した。

 中部圏の平均価格は3,055万円(同0.6%下落)、愛知県が3,270万円(同0.5%下落)と、いずれも2ヵ月連続の下落。福岡県は3,137万円(同0.3%上昇)と、反転上昇した。