column不動産コラム

2020年9月3日

5月の住宅総合指数、わずかに下落/国交省

5月の住宅総合指数、わずかに下落/国交省
 国土交通省は28日、2020年5月分の不動産価格指数(住宅)を公表した。10年の平均を100として算出した。

 同月の住宅総合指数は、114.5(前月比0.1%下落)と下落に転じた。住宅地は98.5(同1.4%下落)、戸建住宅101.6(同0.1%下落)、区分所有マンション154.6(同1.3%上昇)となった。

 都市圏別では、南関東圏は住宅総合117.2(同0.2%上昇)、住宅地99.9(同2.7%下落)、戸建住宅100.2(同0.5%下落)、マンション149.2(同1.8%上昇)。名古屋圏は住宅総合108.2(同1.9%下落)、住宅地97.4(同0.5%下落)、戸建住宅100.9(同1.0%下落)、マンション156.1(同0.5%下落)。京阪神圏は住宅総合117.8(同0.1%下落)、住宅地102.1(同1.3%下落)、戸建住宅100.6(同0.7%下落)、マンション162.3(同1.6%上昇)。

 東京都の住宅総合は128.2(同2.3%上昇)、住宅地104.7(同2.0%下落)、戸建住宅108.3(同1.2%上昇)、マンション155.8(同2.7%上昇)だった。

 また、20年第1四半期分の商業用不動産の価格指数(季節調整値)は、総合指数122.0(同0.7%下落)となった。