column不動産コラム

2021年3月19日

2月の首都圏マンション発売、前年同月比1.5倍に

2月の首都圏マンション発売、前年同月比1.5倍に
 (株)不動産経済研究所は18日、2021年2月度の首都圏分譲マンション市場動向を発表した。

 同月の発売戸数は2,243戸(前年同月比50.7%増)と大幅増。地域別では、東京都区部1,050戸(同61.0%増)、都下123戸(同47.2%減)、神奈川県777戸(同131.9%増)、埼玉県97戸(同44.3%減)、千葉県196戸(同108.5%増)となった。都区部が増加したのは20年10月以来4ヵ月ぶり。月間契約率は76.0%(同16.7ポイント上昇)。

 1戸当たりの平均価格は6,380万円(同2.4%下落)、1平方メートル単価は94万8,000円(同2.7%下落)となった。

 即日完売物件はなし。月末の販売在庫数は7,891戸で、前月末から601戸減少した。

 3月の発売戸数は2,500戸を見込む。